ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加しました。
ケースプレゼンテーションはI畑先生。
CASキットを用いたサイナスリフトの発表でした。
上顎で骨が薄い場合、インプラントができないことがります。
上顎洞という鼻の空洞があるためです。
薄い骨をパスカルの原理を用いて水圧で挙上し、人工骨を置いて骨を厚くすることができます。
2ケースとも見事に骨ができていて素晴らしかったです。
当院でもCASキットがありますので、ご相談ください。
さいたま市武蔵浦和で歯科医院を開業している、なると歯科院長小林成人のブログです。 総合的な歯科治療(インプラント、審美診療、ダイレクトボンディング、セラミック治療、ブリーチング、ガムピーリング、矯正、歯周外科、小児矯正)を得意としています。 院長が一人で全ての診療を行うため、インプラントはA歯科医院で、矯正はB歯科医院で、根管治療はC歯科医院で、移植はD歯科医院でという事はありません。 全て当院で総合的な治療を行う事ができます。 広く深くをモットーに日々自己研鑽に勤しんでおります。
Flap versus flapless alveolar ridge preservation:A clinical
and histological single-blinded,randomized controlled trial
TreverL.Siu
J Periodontol. 2022;1–9.
リッジプリザベーションする際にフラップを開いて行うのと開かないで行う場合を比較してどちらがより骨ができるか調査したところ有意差はありませんでした。
歯肉の厚みに関してはフラップレスの方がいい値でした。
Bone grafting history affects soft tissue healing following
implant placement
VrisiisKofina1
JPeriodontol.2021;92:234–243.
他家骨移植でグラフトすると治癒期間中にどのような影響が出るのかを細胞レベルで調査した論文。
人工骨も所詮異物なので数ヶ月にわたって細胞レベルでは炎症や虚血が起きている可能性がありました。