2020/07/18

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoにリモート参加しました。

論文抄読1本目は 

Contact Tracing Assessment of COVID-19 Transmission
Dynamics in Taiwan and Risk at Different Exposure Periods Before and After Symptom Onset
Hao-Yuan Cheng, MD, MSc

台湾で発生した新型コロナウイルス 100名のデータを分析して、いかにして拡大を防いだかをまとめた論文です。

このデータによれば、感染して1週間経てば、他人に移すリスクはかなり減るようです。




2本目は 
Saliva is more sensitive for SARS-CoV-2 detection in COVID-19 patients than nasopharyngeal swabs
AnneL.Wyllie1*

PCR検査をする際、今までは鼻から綿棒を入れて、鼻咽頭スワブという方法でサンプルを採取していましたが、唾液から採取する方法に変わってきています。

その根拠となった論文で、唾液の方が検査の正確性が向上し、簡単に検査でき、検査者も飛沫を浴びにくい方法です。

特殊な技術がなくても、簡単に検査できるので今後は唾液検査が主流になりそうです。



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