2021/11/06

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoにリモート参加しました。

論文抄読1本目は 

The Creeping Attachment Induced Technique (CAIT) in Natural and Restored Teeth: Case Reports with 24 Months of Follow-Up

Michele Perelli

歯茎が下がってしまった部位に、歯茎の内縁上皮をバーで少し削って出血させクリーピングを促すCreeping Attachment Induced Techniqueという手法の紹介でした。

ただ2ケースのみしかないケースレポートで、エビデンスレベルとしては一番下のカテゴリーなので信憑性は乏しい論文でした。

今後さらにデータを集めて欲しですが、本当であればかなり簡便ないい方法だと思います。



2本目は 

An enigmatic soft tissue creeping phenomenon: The spontaneous peri-implant mucosa margin and papilla growth. A retrospective clinical study

Ivo Agabiti

インプラント補綴物の立ち上がりの形態をアンダーカンツアーにすることで歯肉のクリーピングを促す従来からある手法の検証でした。

歯肉で覆われれば見た目は良くなりますが清掃性は悪くなってしまうので、歯周病リスクが高い方にはやらない方がいいかと思いますが、見た目重視のかたにはいいと思います。



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