2009/05/15

西堀勉強会(ISCT) インプラントにプロービングしていいのかを考察

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です


2009.5.15(金)
西堀勉強会 論文抄読会 
私が発表当番だったのでプレゼンさせていただきました
Probe penetration in periodontal and peri-implant tissues 
An experimental study in the beagle dog 
Ingemar Abrahamsson   Clin.Oral Impl.Res 17,2006
インプラントにプロ―ビングをするとどの程度、結合組織を穿通してしまうのかを
調べた、インプラント部位へのプロービングの是非を問うた論文ですね 
結論は0.2N程度の軽圧なら問題ないが強いとよくないということです
0.2Nでプロービングして標本にした顕微鏡写真 左がインプラント、右が天然歯
凄い瞬間をとらえた写真です
どちらも骨の約1mm手前で止まっています

プローブ圧が0.2Nだと問題ないが、Lindheらの0.5Nだと強すぎという結果です

0.2Nなら多少オーバーインスツルメーションしても回復するようですね

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