2016/09/28

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回のお花は薔薇。

当院では治療中の緊張が少しでもほぐれるように、

診察室にできるだけ生花を置くようにしています。

癒されますように。

暑くなったり、大雨が続いたり変な天気が続きますが、

体調を崩さないように今月も残り僅か頑張っていきましょう。



2016/09/24

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回は株式会社GCさんにお越しいただきまして、ボンディング材と接着剤について

お話し頂きました。

接着の世界は日々進歩していて、私が卒業した頃とは随分良くなりました。

その分、製品も増えて使い分けが難しかったのですが、

まとめて解説して頂き頭の中が随分スッキリとしました。

ありがとうございました。





2016/09/17

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


論文抄読。

1本目は 


Influence of Crown/Implant Ratio on Marginal Bone Loss: A Systematic Review
Carlos Garaicoa-Pazmin ̃o,* Fernando Sua ́rez-Lo ́pez del Amo,* Alberto Monje,* Andre ́s Catena,Inmaculada Ortega-Oller,Pablo Galindo-Moreno,and Hom-Lay Wang* 


短いインプラントは長いインプラントと比べてmarginal bone lossがより多く

起きるのかを調べた、systematic reviewでした。

関連する13本の論文をまとめて調べた結果、短いインプラントだから

長いインプラントよりも骨喪失が起きるという事はありませんでした。

むしろ、少ないように感じました。

審美性に関係のない臼歯部においては、むりに骨造成しなくてもショートインプラントで

十分対応できそうです。但し、骨質が悪いときは本数を増やす等の対応が必要でしょう。






2本目は


Surgical Management of Peri-Implantitis: A Systematic Review and Meta-Analysis of Treatment Outcomes
Hsun-Liang Chan,* Guo-Hao Lin,* Fernando Suarez,* Mark MacEachern,and Hom-Lay Wang*

 peri-implantitisが起きてしまったときにどの術式をするのがいいかを

調べたsystematic review。

1  acsess flap
2  surgical recection
3  bone graft
4  GBR

の4種類で調査していましたが、どの術式がいいかは個々のケースによるので

一概にどれがいいとは言い切れない論文でした。






2016/09/14

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

本日のお花は薔薇。

朝晩はすっかり涼しくなってきましたが、快晴の日が少ないですね。

あっという間に冬が来そうな気が致します。



2016/09/10

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


発表はI川先生。

1ケース目は重度歯周疾患の患者さんに、歯周組織再生療法やフルマウスブリッジ、

インプラントを用いて回復した症例。

2ケース目は歯肉増殖が著しい患者さんに、歯周初期治療や歯周外科で対応し、

インプラントで仕上げたケース。

どちらも、素晴らしいケースで、ISCTならではの総合的な診断力、治療力が

問われる、難症例でした。

お疲れ様でした。

2016/09/08

夜べん

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

元勤務先の勉強会、夜べんに参加してきました。

今回の担当はK寺先生、I田先生、K林先生の3人でした。

テーマは

天然歯におけるオーバーデンチャー、Cr-Brの形態と歯周組織、インプラントの上部構造

の3本立てでした。

どのような歯の形にすると、お手入れがしやすく、歯垢が付きにくく、見た目が良くなるのか、

矛盾する点もあるので難しいテーマですが、個々の歯によって、落としどころがあるのだと思います。

お疲れ様でした。







2016/09/05

今月の絵画

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今月の絵画はフェルメール作の真珠の耳飾りの少女。

陰影感が凄くて、私の大好きな絵です。

どこからみても目と目が合う不思議な絵です。

上野に来たときに実物を観ましたが、ずっと観ていても飽きませんでした。

毎月変わりますので、楽しみに来院されて下さい。

待合室に飾ってあります。

2016/09/03

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。



今回は論文抄読。

1本目は 

Effectiveness of Implant Therapy Analyzed in a Swedish Population: Prevalence of Peri-implantitis
J. Derks1, D. Schaller1, J. Håkansson1, J.L. Wennström1, C. Tomasi1, and T. Berglundh

スウェーデン人588人2277本のインプラントを9年間に渡って

予後を追跡調査したところ、45%にインプラント周囲炎がみられたという論文です。

インプラント周囲炎の定義が出血か排膿があってかつ、0.5mm以上のbone lossが

ある事というものなので,通常の基準よりもかなり厳しいですが、

n数が大きく、バイアスの少ない、無作為のメーカーのバイアスも入っていない

貴重な論文でした。




2本目は 


Effect of Long-Term Periodontal Care on Hemoglobin A1c in Type 2 Diabetes
A.T. Merchant1,2, P. Georgantopoulos1,2,3, C.J. Howe4, S.S. Virani5, D.A. Morales2,6, and K.S. Haddock

アメリカの退役軍人医療センターの126805人の2型糖尿病患者を調査し、

歯周治療をすると血糖値(HbA1c)が変化するかを調べた。

結果、僅かながら血糖値の減少がみられたが、

歯周治療をすると糖尿病が良くなるとはいいきれなかった。