2015/06/27

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回のケースプレゼンテーション担当はI川先生。

重度歯周炎の患者さんに歯周初期治療、矯正、ブリッジ、インプラントを駆使して

フルマウスリコンストラクションした症例でした。

状態の悪い歯を残そうとすると、治療期間がどうしても長くなってしまいますが

その分、患者さんの満足度は高くなります。

通常の歯科医院では全部抜歯になってしまっていたかもしれません。

ISCTグループがもっとも得意とする総合的な技術がつまったケースでした。

とても勉強になりました。


2015/06/24

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回のお花は夏らしくひまわり。

まだ梅雨が続きますが、気持ちはさわやかにひまわりで癒されて下さい。

当院では治療中の緊張がほぐれるようにできるだけ生花を置いています。

また、ミネラルウオーターサーバーを置いていますので、診療前に

お水を一杯飲んで、緊張をほぐしてから診察する事をお勧めしています。




2015/06/13

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回のケースプレゼンテーションはK地先生。

80歳で全顎的に歯周炎とカリエスのある患者さんに

歯周初期治療、根管治療、上下顎フルマウスリコンストラクションを行った

大きなケースでした。

フルマウスは気をつけなければいけない事がたくさんあり、

かなり大変な治療ですが、患者さんに大変喜ばれるので歯科医冥利に尽きます。

ありがとうございました。


2015/06/12

浦和歯科医師会 歯のポスターコンクール選考会

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

小1〜中3で行っている歯のポスターコンクールの1次選考をするため

仕事を早めに切り上げて、選考会にいってきました。

皆さん、力作揃いで選ぶのがとても難しかったですが、中立的な立場で

選考させて頂きました。

公平を期する為に、ブラインドで(名前や学校名を隠して)選考しております。

応募して下さった皆さんどうもありがとうございました。

2015/06/06

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回は論文抄読。

1本目は 

Is Periodontitis a Risk Factor for
Cognitive Impairment and Dementia?
A Case-Control Study 

認知症患者は歯周病のリスクファクターになりうるかを調査した論文。

結論は年齢、性別、教育レベルにおいては歯周病と認知症は関連があるというものでした。

歯が磨けないので歯周病や認知症になりやすくなるのか、

認知症になったから歯が磨けなくなって歯周病になるのかよくわかっていませんが、

ある程度の相関はあるようです。


2本目は 
Investigating the Association Between Obstructive Sleep Apnea and Periodontitis 

閉塞性睡眠時無呼吸症候群と歯周病との関連を調べたテキサスの論文。

寝ているときに呼吸が止まってしまう閉塞性睡眠時無呼吸症候群がある患者さんは

歯周病になりやすいのではないかという仮説のもとに検証しています。

結論はこの論文ではほぼ相関関係は出ませんでした。

唯一相関関係で有意差が出たのは、閉塞性睡眠時無呼吸の程度が悪化すると

プラークの量が増えるというものだけでした。

臨床実感では関係性が出ても良さそうでしたが、調査したテキサスの睡眠障害病院の

患者さんのみで統計を取ってしまったため、

バイアスがかかり差が出なかったのかもしれません。

データを見ると皆さん肥満体質でもともと歯周病が悪化していた患者さんばかり

だったので、差が出にくかったのでしょう。

一般市民でデータをとり直す必要がありそうです。

Eの図は右に行く程、無呼吸が悪化、上にいく程プラークが多くなる事を表す。
これのみ有意差有りで、他はなしでした。