2019/06/01

前歯が開いてはえてきた みにくいアヒルの子時代  ugly duckling stage

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

小学校に入ると前歯が大人の歯に生え変わります。

その際、上の前歯が開いてはえてくることがよくあります。

多くの患者さんから矯正の相談をうけるのですが、実際のところどうなのでしょうか。


7歳の小学生の患者さん。
上の前歯がまっすぐではなく、少し開いてはえてきました。
多くの患者さんは、このようなはえ方をします。
矯正をしなくても、2番目の歯が生えてくると、自然とまっすぐになっていく場合が
ほとんどです。
3番目が生えるとさらにまっすぐになります。


8歳。
隣の2番目が生えてきました。
この歯も少し開いて生えてくることが多いです。


















9歳。
だいぶまっすぐになってきました。

















10歳。
さらにまっすぐになってきました。
この間、何もしていません。
経過観察しているだけで、矯正はしていません。
前歯が開いている時期を医学用語では(みにくいアヒルの子時代)
ugly duckling stageと呼んでいます。
ほとんどのお子さんは何もしなくても自然にまっすぐになるので、
矯正の必要はありませんが、一部の方は自然にまっすぐにならないので
矯正が必要になる場合もあります。
または、数年間も待てない方はすぐ矯正をしてもいいと思います。
ご自身の子供時代の写真を探してみてください。
結構開いているかもしれませんね。

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