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2024/10/25

歯の授業

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

浦和歯科医師会事業の一環で地元の小学校へ歯の大切さを理解してもらえるよう授業に行ってきました。

歯肉炎の原因と予防法という授業でプラークを位相差顕微鏡で見てもらったり、染め出し液でプラークを染め出して歯ブラシで落とす練習もしました。

実際に動いている細菌がお口の中で増殖しているのはショッキングだと思いますが、効果はテキメンで皆、歯ブラシを熱心にしてくれました。

1学年で7クラスもある小学校でした。

子供達に授業をするのはとても楽しかったです。



2019/06/11

歯根破折+歯根嚢胞

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

歯根嚢胞の治療例です。



下の前歯がかなり腫れて痛みが出てしまいました。
レントゲンをみてみると、歯根破折を起こしており、
その隙間からばい菌がどんどん侵入し、根の先で膿の袋(歯根嚢胞)
を形成しています。
かなり大きな嚢胞です。
破折している場合は残念ですが、抜歯になります。


CTをみても骨に穴が空いている様子がわかると思います。


抜歯と同時に歯根嚢胞も完全に除去して縫合しました。
これで感染源が無くなりましたので、徐々に症状も改善するでしょう。



傷が治ったら、歯を作ります。
インプラント、ブリッジ、入れ歯等の選択肢がありますが、
今回は人工歯を接着剤でとめるだけにしました。

両隣の歯は削らずに、貼り付けるだけです。
下の前歯はあまり強度を必要としないので、可能ですが、
奥歯では無理です。すぐ取れてしまいます。
下の前歯は硬いものさえ噛まなければ大丈夫ですが、
硬いもの噛めば取れてきます。


6ヶ月後のレントゲンでは骨もできてきて一安心です。
嚢胞は悪性腫瘍ではありませんので、命を落とすことはありませんが、
放置しておくとどんどん大きくなり骨が溶けてしまうので、
治療は必要です。
お疲れ様でした。

今回の治療は全て保険診療でできます。




2019/06/10

どの歯が原因? 歯根端手術

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

どの歯が真の原因なのか悩むことがあります。

歯は28本もあるので、原因歯を探ることは容易ではありません。

時には歯が原因ではないのに歯が痛くなる関連痛という病気もあります。

鼻が原因で歯が痛む、

循環器系が原因で歯が痛む、

頭痛、生理痛が原因で歯が痛む、

腫瘍や静脈瘤が原因で歯が痛むこともあります。


今回は3箇所歯茎が腫れた患者さんの治療例です。
















右上3番、4番、5番の根尖部が3箇所腫れています。
3番は失活歯で綺麗に根管治療がなされています。ポケット正常。
4番は生活歯で歯周ポケット正常、
5番は生活歯で歯周ポケット正常。

3本全てが原因ではなく、3番の1本が原因と診断し、
通常の根管治療では治らなそうなので、歯根端手術を行いました。


歯茎を開いて中をみてみると、根尖の口蓋側よりが吸収しています。
これではいくら通常の根管治療しても治りません。
骨の空洞は削ったわけではなくて、嚢胞によって溶けてしまっていました。
穴のあいた根尖を切除して、根管を封鎖して、細菌の侵入をブロックし、



縫合しました。



3年8ヶ月後、腫れも痛みもなくレントゲンでも異常所見はありません。
やはり原因は1本のみでした。
難問でした。

今回はたまたま破折していなかったので保存できましたが、
全ての歯を残せるわけではありません。
抜歯になることもあります。

当院では歯根端手術はマイクロスコープで拡大しながら精密に行なっています。
保険診療でできます。

治療回数 3回

1回目 診査診断 治療方法の相談
2回目 歯根端手術 1時間
3回目 抜糸 5分





2018/02/17

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


論文抄読 担当は私でした。 

Outcomes of endodontic therapy in general practice:
A study by the Practitioners Engaged in Applied Research and Learning Network
Dr. Susan D. Bernstein, DDS,J Am Dent Assoc. 2012 May
 
1次根管治療の予後をアメリカ北東部の開業医グループが統計を取った論文です。

64箇所の歯科医院で1311本の歯を1次根管治療して3.9年後の成功率は80.9%であった。

3.3%が抜歯、2.2%は再治療、3.6%は打診痛が残り、10.4%は根尖病変を有していた。

一般的な論文よりも数字が悪いのは厳し目の成功基準を用いたためと思われます。












2014/10/23

新しい位相差顕微鏡 

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

当院の位相差顕微鏡が新しくなりました。

プラーク(歯周病菌、虫歯菌)を拡大してみる装置なのですが

従来の機種は画像が荒く、大体しか見られませんでしたが

新機種は高価なだけあって、細菌の動きがよく見えます。

顕微鏡の画像を見て頂けば、お口の中がいかに不潔で

歯磨きがなぜそんなに大事なのかがよくわかると思います。

ご希望の方はひと声かけてください。