2016/10/29

ダイレクトボンディング Direct Bonding Restoration

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ダイレクトボンディングの症例。


前歯に白濁がみられます。形成不全の一種で、生まれつき歯に白い模様が入ってしまいました。虫歯ではありませんので、医学的にはこのままでいいのですが、見た目が気になるので、ダイレクトボンディングで修復することになりました。

白濁している部分を必要最小限度削って、

歯の色にあった詰め物をしました。
治療回数 1回40分
保険外診療となっております。



2016/10/28

ダイレクトボンディング Direct Bonding Restoration

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ダイレクトボンディングの症例です。


下の前歯がすきっ歯で見た目が気になると来院されました。
矯正、ラミネートベニヤ、セラミッククラウン、ダイレクトボンディングと
各種治療法のメリット、デメリットを説明した後、
全く歯を削らずに一回で治療できるダイレクトボンディングを行うことになりました。




両側から白い材料を貼付けて、隙間を埋めています。
できるだけ自然にみえるように工夫しています。
つなげてはいませんので、フロスも通せます。
治療回数 1回約1時間
自費診療(保険外診療)となっております。

2016/10/27

オールセラミッククラウン

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

オールセラミッククラウンの症例です。


右上1番(向かって左側中央)を綺麗にしたくて来院されました。
各種治療法を説明後、オールセラミッククラウンで治療することになりました。


セラミックのスペース分だけ細く削って、型取りと色の記録をします。


オールセラミッククラウンは金属を全く使用していないので、透明感があり、強度もあり、
自然に近い形に仕上げる事ができます。


完成です。
両隣の歯が透明感があまりないセラミッククラウンが既に入っていたため、
その色に合わせました。

治療回数 4回 (1回1時間)
自費診療となっております。

2016/10/26

インターナルブリーチ walking bleach

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

インターナルブリーチングの症例。

右上1番(向かって左側)が変色しています。
神経がない歯は時間とともにこのように変色してきますが、虫歯ではありませんので
医学上はこのままで差し支えありません。
ただし、見た目は気になりますので、歯を削らないで白くする
インターナルブリーチングを行いました。

神経を取ったときにあけた裏側の穴から白くするお薬を入れて、3週間おきに
薬を交換。
4回でここまで白くできました。
歯質は全く削っていませんので、削らずに治療したい方にはとてもいい方法だと思います。

治療回数 4回(根の治療が必要な場合はプラス4回程かかります)
保険外診療となっております。

2016/10/25

インプラント治療 Dental Implant Treatment

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

奥歯のインプラント症例。


右下5番に歯がなく、各種治療法を検討した結果、インプラントで治療することになりました。


やや骨吸収がありますが、問題なく手術できそうです。


インプラント埋入手術直後。
1本でしたら、20分程度で終わります。


埋入直後のレントゲン、いい位置に埋入できています。


3ヶ月後に型を取って、白い歯が入りました。


5年後のレントゲン。
歯ブラシをしっかりして下さって、定期検診で歯のクリーニングを
しっかり受けていますので骨吸収もなく、経過良好です。

2016/10/24

歯の移植 Tooth Plantation

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

歯の移植の症例です。


左下7番(向かって右側奥から2番目)の歯が腫れと痛みを繰り返し、抜歯することになってしまいました。その際、左上の親知らずが余っていたので、移植する事にしました。


左下7番は残念ですが根管治療しても改善しませんでした。


左上の智歯を移植します。
虫歯がなく、大きさが大体一緒か一回り小さく、根が1本で先細りの形だと利用できます。


抜歯と同時に移植して固定、根管治療後に被せて終わりです。


9年後のレントゲン。
やや根が短いですが、機能しています。
移植歯の10年後の平均生存率が70%といわれていますので、一生は持ちませんが、
10年持ってくれれば充分ではないでしょうか。




2016/10/22

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回はN堀先生。

テーマは歯牙移動を伴う重度歯周病患者さん(臼歯部咬合崩壊)への治療方法の

歴史的推移についてでした。

重度歯周炎で歯が開いてきてしまった患者さんを抜かないで治療しようと思うと、

歯周補綴といって歯周初期治療、歯周外科後、矯正治療でリトラクションして引っ込めて

全ての歯を削って連結した被せ物でしっかりと1次固定し、また開いていかないように

するのが従来の一般的な解決策でした。

最近では、炎症のコントロールが十分なされたうえで

1 歯列の連続性の維持
2 咬合高径の維持
3 前歯部咬合誘導(アンテリアルガイダンス)の確立

をすれば、全ての歯を削ってまで連結固定しなくても、歯は移動せずに

安定した位置にとどまることを、多くの症例でご提示頂きました。

アメリカ歯周病専門医の資格をお持ちの先生ならではの凄いケースプレゼンテーションでした。

多くの事を学び考えさせられた一日でした。

ありがとうございました。






2016/10/12

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ようやく涼しくなって参りました。

今回のお花はカーネーション、ハロウイーンバージョン。

当院では治療中の緊張が少しでもほぐれるようにできるだけ生花を

おくようにしております。

少しでも癒されますように。








2016/10/08

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


論文抄読。

Is there a relationship between chronic periodontitis and erectile dysfunction?

というトルコの論文でした。

重度歯周炎患者とEDは関係があるのかを調べた論文で、

重度歯周炎患者はそうでない患者と比べて3.29倍、EDになる確率が高かった。

このような調査は今まであまりなかったので、参考になりました。

バイアスがかからないように、糖尿病患者や喫煙者、全身疾患を持っている患者、

最近抗生剤を投与されていた患者は除外し、年齢差を少なくする為に

30〜40歳を被験者に選んでいます。

ただ、糖尿病患者をちゃんと血液検査をして調べたのか、問診のみだったのか等は

記載されておらず、調査結果を鵜呑みにはできません。

こういった論文はあと何本か出てきてから真実が分かってくるもので、今の段階では参考程度かなと思いました。

今後の調査を待ちたいと思います。



2016/10/06

夜べん

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

元勤務先の勉強会、夜べんに参加してきました。

今回の担当は歯科技工士のN井さん。

テーマはジルコニアクラウンについてでした。

金属に変わる新しい白い材料として、近年注目を集めているジルコニア。

保険適用外ですが、強度が高くて割れにくく、歯垢が付きにくく、アレルギーを起こしにくく

とてもいい材料です。

ただし透明感があまりないので、前歯向きではないのですが、力がかかる臼歯には

とてもいい材料です。

ジルコニアについて様々な角度からご教授頂き、大変勉強になりました。

ありがとうございました。



2016/10/03

Kavo支台歯形成コース 前歯部編 2016-2 Tooth preparation practice at Kavo Dental Systems Shinagawa.

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

病院はお休みさせて頂いて

Kavo支台歯形成コース 前歯部編 2016-2にインストラクターとして参加してきました。


年に数回行われるこの実習付きコース。

1日半、練習用の模型の歯を削りまくるコースのため、毎回人気となっております。

歯を削って補綴する際、入れる歯の種類によって削り方が全て違います。

また削る形には全て理由と根拠があり、うまく削れると綺麗な歯型がとれ

適合のいい補綴物が出来上がりますので、全ての基本は削り方の上手い下手にあります。

どうすれば上手く削れるのかというコツを惜しげもなく

若い歯科医師に伝授させて頂きました。

患者さんにはご迷惑をお欠け致しますが、若い歯科医師を育てるのも

避けられない仕事の一つですので、ご理解とご協力をお願い致します。




2016/10/01

今月の絵画

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

早いもので、もう10月です。

今月の絵画はエドガー・ドガ作の舞台の踊り子(エトワール)。

実物はパリのオルセー美術館にあるそうです。

待合室に飾ってありますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

味わい深い作品です。