2015/02/28

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回のケースプレゼンテーション担当はO先生。

重度歯周炎で歯が前方に動いてしまった患者さんに、歯周外科、矯正治療を駆使して

補綴を予定している大掛かりなケースでした。

お疲れ様でした。




2015/02/21

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回は論文抄読。

1本目は
Fatigue life of WaveOne and ProTaper instruments operated in reciprocating or continuous rotation movements and subjected to dynamic and static tests
ブラジルのHélio P. Lopes先生の2013年の論文

根管治療をする際、従来のステンレススチールのファイルと比べてしなりが強い

NiTi(ニッケルチタン)合金のファイルを使用する事で湾曲した根管でも

綺麗に清掃拡大できるようになりました。

WaveOneとProTaperという二つのNiTiファイルの反復回転運動と正回転運動の破折強度を調べた論文でした。

結果は有意差はなく、どちらも従来のものよりも安心安全に使用できるという事でした。




2本目は

A micro-computed tomography-based comparison of the canal transportation and centering ability of ProTaper Universal rotary and WaveOne reciprocating files
シアトルのBlake McRay先生の2014年の論文

WaveOneとProTaperUniversalという二つのNiTiファイルの根管追従性を抜去歯とCTスキャンで調査した論文。
結論は両者に有意差はなく、どちらも根管追従しやすい素晴らしいファイルという結果でした。

図1 左の緑色が治療前の根管、右の赤い部分は拡大後の根管を拡大前に重ね合わせた下顎第一大臼歯のCT像
図2 白いのが治療前、黄色いのが拡大後 理想的には元の根管から均等に拡大できると良い       

a 近心遠心どちらよりに変位したかを示すグラフ 有意差なし
b 上にいく程(1に近い程)根管追従性が高い事を示すグラフ 有意差なし





2015/02/18

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

あいにくの雨模様で、雪の予報も出ていますが

皆さん通勤通学は大丈夫でしょうか。

今日のお花は薔薇。

綺麗なお花で少しでも心が晴れますように。





2015/02/14

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに出席してきました。


ケースプレゼン当番は私でしたので、中等度〜重度の歯周炎患者さんを

歯周初期治療と自然挺出のあと、術者可撤式ブリッジで治療した症例を発表しました。

13年前の治療ですが、今でも大きな問題もなく順調に経過しております。

患者さん自身による良好なプラークコントロールのお陰で長持ちしております。

毎日のちゃんとした歯磨きと、定期的なプロによる歯のクリーニングは

歯の長持ちと密接な関係があります。

ぜひ、もう10年頑張って持たせましょう。







2015/02/07

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回は論文抄読。

1本目は 

Subgingival microbiome in smokers and non-smokers in periodontitis: an exploratory study using traditional targeted techniques and a next-generation sequencing
Sergio Bizzarro JCP2013年

喫煙者と非喫煙者で歯周病菌の種類や数に差があるのかないのかを調べた論文。

結論は細菌叢の大きな差はなく、喫煙者が歯周病になり易いのは

細菌叢の違いではなく、宿主側の問題といえそうです。



2本目は 

Effect of periodontal therapy on the subgingival microbiota over a 2-year monitoring period. I. Overall effect and kinetics of change
Sigmund S. Socransky JCP2013年
 歯周治療前後で歯肉縁下細菌叢にどのような変化があるかを詳細に調べた論文。

想像通り、歯周初期治療をすると3ヶ月間はかなり細菌の数が減る事が証明されました。

定期的なメンテナンスがとても大事である事を裏付ける論文でした。


2015/02/02

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回のお花はスカビオサ(松虫草)というお花です。

花言葉は、不幸な恋。

当院では殺風景になりがちな診療室に、少しでも緊張がほぐれるよう

できるだけ生花をおくようにしております。

今週も頑張っていきましょう。