こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoにリモート参加しました。
論文抄読担当は私でした。
The importance of supportive periodontal therapy for molars treated with furcation tunnelling
Luigi Nibali Stefan Gunnar Rüdiger
イギリスとスエーデンの先生による、大臼歯の重度歯周炎の際に行うトンネリングテクニックの予後について調べた論文でした。
102本のクラスⅢ大臼歯をトンネリングして最低5年以上経過観察して、どのくらい残存していたかを調べた後ろ向きの論文です。
結果は平均7年9ヶ月経過観察して、喪失率は29.4%でした。
クラスⅢの重度歯周炎ですと抜歯してもおかしくない悪い状態ですが、トンネリングしてしっかりケアをすれば、長持ちすることもあるという結果でした。
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