こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です
2008.1.18(金)
西堀勉強会 論文抄読会 私が担当でした
Determinants of host susceptibility in aggressive periodontitis
HUANXIN MENG
Periodontology2000 Vol43.2007.133-159
aggressive periodontitisとホスト(宿主)の関係を調べた論文です
歯周病の原因はプラーク(細菌)なのですが、少ししかプラークがいなくても
歯周病がかなり進行してしまう人から、プラークがたくさんいてもあまり進行しない人までいます
この違いはなんでしょうか
花粉症を例にとると、少しの花粉でくしゃみが止まらないかたから全然大丈夫な人までいるのは、花粉に対する感受性が人それぞれ違うからです
歯周病も生まれつきなりやすい人となりにくい人がいるのではないか、そうだとするとその遺伝情報がDNAのどこかにあるのではないかということで世界中の科学者が遺伝子レベルで研究をしています
今すぐに臨床に役立つ論文ではありませんが最先端の研究結果を知ることができて
0 件のコメント:
コメントを投稿