こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。
論文抄読。
Is there a relationship between chronic periodontitis and erectile dysfunction?
というトルコの論文でした。
重度歯周炎患者とEDは関係があるのかを調べた論文で、
重度歯周炎患者はそうでない患者と比べて3.29倍、EDになる確率が高かった。
このような調査は今まであまりなかったので、参考になりました。
バイアスがかからないように、糖尿病患者や喫煙者、全身疾患を持っている患者、
最近抗生剤を投与されていた患者は除外し、年齢差を少なくする為に
30〜40歳を被験者に選んでいます。
ただ、糖尿病患者をちゃんと血液検査をして調べたのか、問診のみだったのか等は
記載されておらず、調査結果を鵜呑みにはできません。
こういった論文はあと何本か出てきてから真実が分かってくるもので、今の段階では参考程度かなと思いました。
今後の調査を待ちたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿