2018/01/20

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


論文抄読1本目は 

A Step-by-Step Description of PDL-Mediated Ridge Preservation for Immediate Implant Rehabilitation in the Esthetic Region
Miltiadis E. Mitsias, DDS, MSc, PhD1
Konstantinos D. Siormpas, DDS2
Eleni Kontsiotou-Siormpa, DDS2/Hari Prasad, BS, MDT3 David Garber, DMD4/Georgios A. Kotsakis, DDS5

ルートメンブレンテクニックを紹介した論文。

従来、前歯部にインプラントを行う際は硬組織と軟組織移植を併用しないと

骨と歯茎が痩せてしまい、見た目が悪くなってしまいました。

歯の一部を残してインプラントを埋入することで、移植しなくても痩せることなく

審美的な歯を作ることができます。

ただし、長期的な予後や、根が露出するなどの有害事象が起きた時の対応など

まだまだ不透明なことが多いので、今すぐ臨床応用する段階ではありませんが

このテクニックは今後も注視していきます。







2本目は 

The Root Membrane Technique: Human Histologic Evidence after Five Years of Function
Miltiadis E. Mitsias,1,2 Konstantinos D. Siormpas,3 Georgios A. Kotsakis,4 Scott D. Ganz,5,6,7 Carlo Mangano,8 and Giovanna Iezzi

同じくルートメンブレンテクニックの人間の組織切片です。

ルートメンブレンテクニックを用いてインプラント埋入後、不幸な事故で外れてしまった

ものを組織切片にした論文です。

下2/3はしっかりとオステオインテグレーションしていました。

上は結合組織が入り込んでいました。


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