ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoにリモート参加しました。
新年一発目のテーマは口腔癌。慶應義塾大学口腔外科の先生でした。
全ての癌の中でお口にできるがんは1%と言われており、頻度は少ないものの歯科医院で早期発見できれば大きな問題にならないことが多いそうです。
リスク因子はタバコ、飲酒、慢性刺激、炎症性サイトカイン、ウイルス感染です。
遺伝因子は30%、環境因子は70%となっているのでほとんどは日常生活に原因があるようです。
鑑別法や治療法についてお話しいただきまして、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
注意が必要なのは
1 経過が長いもの(2週間様子を見ても改善しないもの)
2 硬結がある時(しこりがある場合)
3 境界が不明瞭な場合(デコボコしている場合)
4 白斑がある場合
5 紅斑がある場合
6 潰瘍がある場合
7 出血がある場合
です。
当院でも疑わしい場合は、すぐ専門病院に精密検査を依頼できるような体制を敷いておりますのでご相談ください。
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