2021/11/20

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoにリモート参加しました。

論文抄読1本目は 

Reconstructive treatment of peri-implantitis infrabony defects of various configurations: 5-year survival and success

Mario Roccuzzo


インプラント周囲炎でインプラント周囲が歯周病になり、骨が溶けてしまった状態を改善するために、Bio-Ossコラーゲン(日本未発売)を使って骨造成にチャレンジした論文。

症例報告なのでエビデンスレベルは一番低いですが、可能性を感じた論文でした。




2本目は 

Comparison of irrigation protocols for the internal decontamination of dental implants—results of in vitro and in vivo studies

Pia-Merete Jervøe-Storm

ドイツの論文で担当は私でした。

インプラント本体の内部にプラークが侵入してしまうとマージナルボーンロスに関係する可能性があるので、上部構造やアバットを外す機会があれば、内部も消毒、洗浄しましょうという内容です。

では何で洗浄するのがよりいいいのか、0.2%CHX、10%H2O2、70%アルコール 、生理食塩水の4つでPCR法で総細菌数(生死を問わず)を比較検討したところ、10%H2O2が最も除染(除菌ではない)に効果が高かった。















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