2011/09/29

ダイレクトボンディング 4年後

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です

今日はダイレクトボンディング(自費の白い詰め物)が4年経つとどうなるのかみてみましょう
治療前 5年前に入れた保険の銀歯が入っています 一見虫歯はないようにみえますが

外してみると中は黒くなっています この程度の虫歯ですとレントゲンにも写りません 残念ながら保険の銀歯は5年以上経つとほとんどの歯が多かれ少なかれ虫歯になっています 

虫歯を除去してから、ラバーダムをします 接着力を最大限にするために必須です これをするかしないかで長持ち具合がだいぶ変わってきます エナメル質はリン酸エッチングします 
どちらも自費診療のみで行っています 

拡大鏡で視野を拡大しながら詰めていきます 細かい溝も再現してあります
ラバーダムを外した直後で歯が乾燥しているため白っぽくみえますがじきに戻りますよ
接着剤も最強のものを使用していますので取れてくる事はまずないでしょう

こちらが4年後の状態です 保険の材料のような変色はみられません 摩耗も虫歯もなしです
保険の材料では変色が目立つ頃ですね 

自費の詰め物(ダイレクトボンディング)と保険の違い
・拡大鏡を使用するので細かい作業ができる
・ラバーダムを使用するのできちんとくっつく
・エナメル質をエッチングするので境目がはがれにくい
・最強の接着剤を使用できる
・最もいい詰め物材を使用できる
・変色しない
・過度な摩耗がなく、歯と同じようにすり減ってくれる

あなたは安く何度も再治療するのと、費用はかかってもしっかりと長持ちする治療をするのと、どちらがいいですか


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