こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。
今回の演者は岩手医科大学で歯の再生の研究をされている大津先生。
医局の後輩でもあります。
時代の最先端の研究ですので、とても興味深い講演でした。
京都大学の山中先生が発明されたiPS細胞から様々な組織が再生される
可能性が高まりましたが、歯そのものの再生も行えるようになりそうです。
動物実験では歯の再生に成功しているようです。
将来は歯が抜けたら、歯の元を注射して歯が生えてくる、
なんていう時代がやってきそうです。
ただ、費用が莫大にかかる事
現段階では歯の形を思い通りに作製できない事
歯が完成するのに、永久歯と同様10年程かかってしまう事
腫瘍ができてしまう事
など、乗り越えなければならない壁がたくさんあるそうですが
ぜひ、実用化に向けて頑張って欲しいものです。