2018/07/28

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


ケースプレゼンテーション一人目は弘前市ご開業のU原先生。

テーマはトータルソリューションといって、今まで2次元で画像診断してきたものを

3次元で診査診断記録できるようになってきたこと。

また、そのかなりの部分をパソコン上でできるようになったことを

最先端の機材とともに解説いただきました。


二人目は飯田橋ご開業のN本先生。

従来の型取りは柔らかいどろっとした型取り材をお口の中に入れて、

石膏を流し込み、歯型を作っていましたが、最先端の方法では光学スキャンと言って

細長い小型カメラで角度を変えてお口を撮影することで、立体的なデジタルの型が

採取できて、パソコン上で歯の形を設計して、白いセラミックのブロックを

機械が自動で削り出して歯を作るという時代になりつつあります。

この光学印象を数年前からいち早く取り入れている先生のお話は

近未来的で、とても興味深かったです。

近い将来、すべての歯科医院で型取りはスキャンするだけになりそうです。

また、技工士さんは設計をパソコン上だけで完結できますので、

在宅ワークができ、技工士数の減少にも対応しやすくなりそうです。

まだ装置が非常に高額で、一般歯科医院には手が出せませんが、

いずれ導入することになるでしょう。







2018/07/21

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


論文抄読の内容は 

Periodontitis and Cognitive Decline in
Alzheimers Disease
Mark Ide1, Marina Harris2, Annette Stevens3, Rebecca Sussams2,3, Viv Hopkins3, David Culliford4, James Fuller5, Paul Ibbett5, Rachel Raybould6, Rhodri Thomas6, Ursula Puenter5, Jessica Teeling5, V. Hugh Perry5, Clive Holmes2,3*

Periodontitis induced by bacterial infection exacerbates
features of Alzheimers disease in transgenic mice
Naoyuki Ishida1,2,3, Yuichi Ishihara1, Kazuto Ishida4, Hiroyuki Tada3, Yoshiko Funaki-Kato1,2,3, Makoto Hagiwara3, Taslima Ferdous5, Mohammad Abdullah5, Akio Mitani2, Makoto Michikawaand Kenji Matsushita3



アルツハイマー病と歯周病の関連をラットで見つけたネイチャーに掲載された論文と

疫学調査をした論文です。

歯周病が悪化するとアルツハイマー型認知症が悪化することがあるようですので、

ぜひ認知症予防のためにも歯周病治療をしっかり行うことをお勧めいたします。




2018/07/14

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


ケースプレゼンテーション担当はN堀先生。

過去のインプラント症例の中から、治療終了から10〜20年といった、

長期予後のあるケースをたくさんみせていただきました。

マシーンサーフェイスからラフサーフェイスに変化し、

長いインプラントから、短いインプラントへ

連結から単冠へと

インプラントの進化とともに臨床も変化してきました。

大変勉強になりました。

ありがとうございました。

2018/07/05

夜べん

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

元勤務先の勉強会、夜べんに参加してきました。

歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士が1チームとなって参加する21時スタートの勉強会です。


今回の担当はK寺先生でした。

下顎前歯のみ残存した状態で、上顎総義歯、下顎は矯正、ブリッジ、インプラント1本の

IARPDでした。状態の悪い歯を残すことは容易ではありません。

どうしても治療期間が長くなり、治療費用も多くなってしまいます。

治療方針は悩みどころですね。

お疲れ様でした。

2018/07/04

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


今回はアメリカフィラデルフィアで開業されているScott Nakamura先生の特別講演でした。

ペンシルバニア州のテンプル大学でも教えているScott先生のテーマは

Occlusal Consideration and Prosthetic Design For Implant Supported Restorations

インプラントの上部構造に付与すべき咬合のお話でした。

天然歯とは似ているようで違いがあるインプラント。

与えるべき咬合もいろいろな考えがあることを論文をベースにお話しされました。

英語の講演でしたので、ついていくのがやっとでしたが、大変勉強になりました。

ありがとうございました。