2019/09/21

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


論文抄読1本目は 

Clinical evaluation of Miller class I and II recessions treatment with the use of modified coronally advanced tunnel technique with either collagen matrix or subepithelial connective tissue graft: A randomized clinical study
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Małgorzata Pietruska1,2Jan Pietruski2

歯肉退縮した歯にルートカバレージ(根面被覆術)を行う際に、

患者さん自身の口蓋部から結合組織というお肉を切り取って、退縮した歯肉に

貼り付ける従来の方法と、

人工的に作成した結合組織(Mucoderm)を用いて貼り付ける方法とで

予後を比較した論文。

自身の結合組織の方が成績は良かったが、mucodermも十分許容できる値だった。

mucodermの方が手術部位が1つで済むので、痛みや腫れは半分で済みますので、

おすすめです。







2本目は

Infrabony defects 20 years after open flap debridement and guided tissue regeneration
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Hari Petsos1,2 Petra Ratka‐Krüger3|Peter EickholzKatrin Nickles1,

歯周病の外科処置を行う際に、歯ぐきを開いて綺麗にする
open flap debridement(日本名フラップ手術)と
GTR法という膜を使った歯周組織再生療法の20年後の予後を比較した論文。

よくも20年間も経過をおったと感心致しますが、

結果は思ったよりも差が出なかったというものでした。







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