さいたま市武蔵浦和で歯科医院を開業している、なると歯科院長小林成人のブログです。 総合的な歯科治療(インプラント、審美診療、ダイレクトボンディング、セラミック治療、ブリーチング、ガムピーリング、矯正、歯周外科、小児矯正)を得意としています。 院長が一人で全ての診療を行うため、インプラントはA歯科医院で、矯正はB歯科医院で、根管治療はC歯科医院で、移植はD歯科医院でという事はありません。 全て当院で総合的な治療を行う事ができます。 広く深くをモットーに日々自己研鑽に勤しんでおります。
2020/02/15
2020/02/08
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。
論文抄読1本目は北京の先生の論文。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。
論文抄読1本目は北京の先生の論文。
A six-site method for the evaluation of periodontal bone loss in cone-beam CT images
1Yu-Jiao Guo, 1Zhi-pu Ge, 1Ruo-han Ma, 2Jian-xia Hou and 1Gang Li
CTスキャンで歯周病の状態を把握する際にどの程度実際と差があるのか、
またその是非を問う論文でした。
かなり正確な値だったので、信頼できるという結論でしたが、
被験者がたったの6人しかいなく、正確性に欠ける論文でした。
2本目は
1Yu-Jiao Guo, 1Zhi-pu Ge, 1Ruo-han Ma, 2Jian-xia Hou and 1Gang Li
CTスキャンで歯周病の状態を把握する際にどの程度実際と差があるのか、
またその是非を問う論文でした。
かなり正確な値だったので、信頼できるという結論でしたが、
被験者がたったの6人しかいなく、正確性に欠ける論文でした。
2本目は
When Is Cone-Beam Computed Tomography Imaging Appropriate
for Diagnostic Inquiry in the Management of Inflammatory Periodontitis? An American Academy of Periodontology Best Evidence ReviewDavid M. Kim* and Seyed Hossein Bassir*
同じくCTと実際の歯槽骨の状態の差を調べたシステマティックレビューです。
同じテーマを調べた論文を集めて再評価した論文です。
CTはかなり正確なデータを得られますが、被曝もしますので、
通常のレントゲンでどうしても映らない時のみCT撮影をしたいと考えています。
for Diagnostic Inquiry in the Management of Inflammatory Periodontitis? An American Academy of Periodontology Best Evidence ReviewDavid M. Kim* and Seyed Hossein Bassir*
同じくCTと実際の歯槽骨の状態の差を調べたシステマティックレビューです。
同じテーマを調べた論文を集めて再評価した論文です。
CTはかなり正確なデータを得られますが、被曝もしますので、
通常のレントゲンでどうしても映らない時のみCT撮影をしたいと考えています。
2020/02/05
Q&A 質問コーナーNo15 磁石の入れ歯をしていますがMRI検査、CT撮影はできますか?
こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
磁石の入れ歯をしていますが、MRI、CT撮影はできますか?
よく患者さん、お医者さんから頂く質問の一つです。
取り外し式の入れ歯の中には、磁石でぱちっと止めるタイプがあります。
入れ歯を外した状態で撮影すればMRIでもCTでも問題なく撮影できます。
MRIは磁力で撮影するので、磁石をMRI撮影室に持ち込むことは絶対にできません。
持ち込んでしまうと、かなり大変なことになってしまいますので
冗談でも絶対におやめください。
入れ歯を外して撮影室の外に置いておけば大丈夫です。
磁石で止めるタイプの取り外し式の入れ歯の場合、歯の方と入れ歯の両方に磁石が
入っているわけではなくて、歯の方には金属(キーパー)が、
入れ歯の方には磁石が(磁性アタッチメント)組み込まれているため、
入れ歯を外して、撮影室の外に置いておけば撮影可能です。
歯にS極の磁石、入れ歯にN極の磁石が入っているわけではありません。
金属と磁石です。
もし金属も全てダメというなら、歯に入っている銀歯全て外さないと
いけないということになりますが、その必要はありません。
ただ、銀歯があるとハレーションといって画像に白い影が映るので、
読影がやや難しくなりますが、最近の高性能のMRI, CTは
ハレーションを画面上である程度除去することができるので、大丈夫です。
CT撮影は磁石とは関係ないので、撮影自体は入れ歯をしていても問題ないのですが
ハレーションを起こすのでやはり外せるものは全て外してください。
メガネ、ピアス、ネックレス、入れ歯、外せる金属は外して撮影をお願いいたします。
磁石の入れ歯をしていますが、MRI、CT撮影はできますか?
よく患者さん、お医者さんから頂く質問の一つです。
取り外し式の入れ歯の中には、磁石でぱちっと止めるタイプがあります。
入れ歯を外した状態で撮影すればMRIでもCTでも問題なく撮影できます。
MRIは磁力で撮影するので、磁石をMRI撮影室に持ち込むことは絶対にできません。
持ち込んでしまうと、かなり大変なことになってしまいますので
冗談でも絶対におやめください。
入れ歯を外して撮影室の外に置いておけば大丈夫です。
磁石で止めるタイプの取り外し式の入れ歯の場合、歯の方と入れ歯の両方に磁石が
入っているわけではなくて、歯の方には金属(キーパー)が、
入れ歯の方には磁石が(磁性アタッチメント)組み込まれているため、
入れ歯を外して、撮影室の外に置いておけば撮影可能です。
歯にS極の磁石、入れ歯にN極の磁石が入っているわけではありません。
金属と磁石です。
もし金属も全てダメというなら、歯に入っている銀歯全て外さないと
いけないということになりますが、その必要はありません。
ただ、銀歯があるとハレーションといって画像に白い影が映るので、
読影がやや難しくなりますが、最近の高性能のMRI, CTは
ハレーションを画面上である程度除去することができるので、大丈夫です。
CT撮影は磁石とは関係ないので、撮影自体は入れ歯をしていても問題ないのですが
ハレーションを起こすのでやはり外せるものは全て外してください。
メガネ、ピアス、ネックレス、入れ歯、外せる金属は外して撮影をお願いいたします。
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