2012/09/15

ISCT西堀勉強会 Nishibori perio & implant meeting

 こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です

ISCT西堀勉強会に出席してきました

今回のケースプレゼンテーション担当は私でしたので、ざっとみてみましょう

実際は2時間かけて発表、討論したので抜粋です

根管治療、インプラント、エラプション(部分矯正)、歯冠長延長術(クラウンレングスニング)、リッジオッギュメンテーション(歯肉増大術)を駆使して3年がかりで仕上げた歯医者冥利に尽きる症例です

私の持っている技術を余すところなく使わせて頂きました

多くの細かいテクニックを使用していますので、誰でも治療できるわけではありません

日々、様々なテクニックを身につけようと研鑽していないと、できる事ではありません

横長のかっこ悪い歯、奥歯がない事による出っ歯、感染根管多数、補綴クリアランス不足
歯根破折など問題がたくさんあります

咬合挙上して左上インプラント3本でバーチカルサポートの確立

左下もインプラント2本
奥歯がしっかりしていないと前歯が出てきてしまいます




だいぶ出っ歯も改善できました

右上3 歯冠長延長術
右上2 リッジオッギュメンテーションのオペでへこんだ歯肉を盛り上げて
見た目を良くしています

オペの前にエラプション(挺出 部分矯正)を行っています

パーフォレーションを起こした左上3はエラプション後インプラントにします

左上56は上顎洞炎があるためショートインプラントで対応

前歯は強度の高いジルコニアベースのオールセラミックブリッジで対応
オベードポンティックテクニックも使っています

金属を使っていないため、透明感があり自然な色合いです

14枚法 レントゲン

サブジンジバルカントゥアーを調整してパピラを再現します

左下のインプラント設計はCTスキャンで綿密に行います


250枚のスライドでプレゼンしたのでこれはほんの一部ですが、色々なテクニックを駆使して治療に当たっている様子が分かりますでしょうか
大変やりがいのある症例でした
お疲れさまでした

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