2013/06/10

取り外し式の小児矯正 child orthodontic treatment 〜expansion plate〜

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です

今回は子供の矯正のケース

7歳前後である程度前歯が永久歯に生え変わるとよく相談を受けるのが

歯並びについてです

最近の子供は顎が小さくなったといわれている為、歯が入りきらずに

叢生、ガチャ歯になりやすい傾向にあります

そんなときにお勧めなのが拡大床矯正 取り外し式の顎を広げる装置です

歯並びが心配で来院された7歳のお子さん

顎が小さい為に入りきっていません



このまま様子を見ても入りきらなそうと判断した場合は積極的に歯列、顎を広げて
歯が並びやすくしてあげましょう



取り外し式の拡大床装置(EXP)を1日12時間以上できれば20時間程度
装着します
食事中と運動時以外はつけて頂きます
少しずつネジをまわして6ヶ月かけて顎を拡大していきます
その後は歯が自然に並ぶのを待ちます

数年後
そこそこ綺麗に並びました

ワイヤー矯正と違って外したいときは外せますので
矯正している事を周りにあまり知られてくない場合はいいですね

ただし最低12時間以上装着できないと動きませんので注意が必要です

ワイヤー矯正と違って細かい角度や段差は動かせませんが
そこそこには仕上がります

さらに細かい部位を治したい場合はワイヤー矯正で
修正する事はできます
床矯正のいいところは
少しの費用でそこそこの歯並びを手に入れられるところです
一般的には7〜9歳までしかできない方法ですので
永久歯がはえそろうと難しいです
小学校低学年で歯並びが心配なお子さんはご相談ください

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