2014/05/12

自家歯牙移植  tooth plantation

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回は自家歯牙移植の症例。

右上6番(銀歯でかぶさっている歯)が痛むと来院された患者さん。
レントゲンで調べてみると割れていたため、抜歯となります。
ただ、大きさがほぼ同じ左上の親知らずが移植に使えそうなので
利用する事にしました。

割れた歯は抜歯して、

親知らずを

はめ込んで、固定します。

なかなかいい位置にはまりました。
大きさが大体合っていないと、移植には不向きです。

根管治療をして、数ヶ月固まるまで待ったら

終了です。
通常はこの後、被せるのですが、あまりにも大きさがぴったりだったため
詰めて終わりました。
被せないで済むのは、かなり珍しいケースです。
コンタクトもしっかりしていますので、奇跡的ですね。
余っている、虫歯でなく、根が1つの大きさの合う親知らずが
ある場合は、移植も考えてみてはいかがでしょうか。

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