2016/02/20

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回は論文抄読。

1本目は 

Conventional caries removal and sealed caries in permanent teeth: A microbiological evaluation
M. Maltz a,*, S.L. Henz a, E.F. de Oliveira b, J.J. Jardim a
a Faculty of Odontology, Federal University of Rio Grande do Sul, Brazil b Faculty of Odontology, Federal University of Pelotas, Brazil 

というブラジルの論文。

虫歯を除去する際に通常通り徹底的に軟化象牙質を除去してから詰め物をするCCR(Complete Caries Removal)グループと、少し何か象牙質を残してダイカルと酸化亜鉛ユージノールセメントで半年仮封してから詰め物をするICR(incomplete Caries Removal)グループで細菌の残り方を調査しています。12〜50才の87人で調査しています。

結果は軟化象牙質を完全に取りきらなくてもシールさえしっかりできていれば、差はないというものでした。


2本目は 

Long-term Survival of Indirect Pulp Treatment Performed in Primary and Permanent Teeth with Clinically Diagnosed Deep Carious Lesions
Rene ́ Gruythuysen, DDS, PhD, Guus van Strijp, DDS, PhD, and Min-Kai Wu, MSD, PhD 

というオランダの論文。

4〜18才の66人の露髄しそうな深い虫歯を、少し残してグラスアイオノマーセメントで裏層して修復し、3年予後を調査した論文。

乳歯で96%(146週間予後)永久歯で93%(178週間予後)の成功率でした。

従来だと抜髄しないといけないようなケースでも、年齢が若ければ残せる事も多いようです。

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