さいたま市武蔵浦和で歯科医院を開業している、なると歯科院長小林成人のブログです。 総合的な歯科治療(インプラント、審美診療、ダイレクトボンディング、セラミック治療、ブリーチング、ガムピーリング、矯正、歯周外科、小児矯正)を得意としています。 院長が一人で全ての診療を行うため、インプラントはA歯科医院で、矯正はB歯科医院で、根管治療はC歯科医院で、移植はD歯科医院でという事はありません。 全て当院で総合的な治療を行う事ができます。 広く深くをモットーに日々自己研鑽に勤しんでおります。
2016/09/28
2016/09/17
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。
論文抄読。
1本目は
Influence of Crown/Implant Ratio on Marginal Bone Loss:
A Systematic Review
Carlos Garaicoa-Pazmin ̃o,* Fernando Sua ́rez-Lo ́pez del Amo,* Alberto Monje,* Andre ́s Catena,† Inmaculada Ortega-Oller,‡ Pablo Galindo-Moreno,‡ and Hom-Lay Wang*
短いインプラントは長いインプラントと比べてmarginal bone lossがより多く
起きるのかを調べた、systematic reviewでした。
関連する13本の論文をまとめて調べた結果、短いインプラントだから
長いインプラントよりも骨喪失が起きるという事はありませんでした。
むしろ、少ないように感じました。
審美性に関係のない臼歯部においては、むりに骨造成しなくてもショートインプラントで
十分対応できそうです。但し、骨質が悪いときは本数を増やす等の対応が必要でしょう。
2本目は
Carlos Garaicoa-Pazmin ̃o,* Fernando Sua ́rez-Lo ́pez del Amo,* Alberto Monje,* Andre ́s Catena,† Inmaculada Ortega-Oller,‡ Pablo Galindo-Moreno,‡ and Hom-Lay Wang*
短いインプラントは長いインプラントと比べてmarginal bone lossがより多く
起きるのかを調べた、systematic reviewでした。
関連する13本の論文をまとめて調べた結果、短いインプラントだから
長いインプラントよりも骨喪失が起きるという事はありませんでした。
むしろ、少ないように感じました。
審美性に関係のない臼歯部においては、むりに骨造成しなくてもショートインプラントで
十分対応できそうです。但し、骨質が悪いときは本数を増やす等の対応が必要でしょう。
2本目は
Surgical Management of Peri-Implantitis: A Systematic
Review and Meta-Analysis of Treatment Outcomes
Hsun-Liang Chan,* Guo-Hao Lin,* Fernando Suarez,* Mark MacEachern,† and Hom-Lay Wang*
peri-implantitisが起きてしまったときにどの術式をするのがいいかを
調べたsystematic review。
1 acsess flap
2 surgical recection
3 bone graft
4 GBR
の4種類で調査していましたが、どの術式がいいかは個々のケースによるので
一概にどれがいいとは言い切れない論文でした。
Hsun-Liang Chan,* Guo-Hao Lin,* Fernando Suarez,* Mark MacEachern,† and Hom-Lay Wang*
peri-implantitisが起きてしまったときにどの術式をするのがいいかを
調べたsystematic review。
1 acsess flap
2 surgical recection
3 bone graft
4 GBR
の4種類で調査していましたが、どの術式がいいかは個々のケースによるので
一概にどれがいいとは言い切れない論文でした。
2016/09/14
2016/09/08
2016/09/05
2016/09/03
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。
今回は論文抄読。
1本目は
Effectiveness of Implant Therapy
Analyzed in a Swedish Population:
Prevalence of Peri-implantitis
J. Derks1, D. Schaller1, J. Håkansson1, J.L. Wennström1, C. Tomasi1, and T. Berglundh1
スウェーデン人588人2277本のインプラントを9年間に渡って
予後を追跡調査したところ、45%にインプラント周囲炎がみられたという論文です。
インプラント周囲炎の定義が出血か排膿があってかつ、0.5mm以上のbone lossが
ある事というものなので,通常の基準よりもかなり厳しいですが、
n数が大きく、バイアスの少ない、無作為のメーカーのバイアスも入っていない
貴重な論文でした。
2本目は
J. Derks1, D. Schaller1, J. Håkansson1, J.L. Wennström1, C. Tomasi1, and T. Berglundh1
スウェーデン人588人2277本のインプラントを9年間に渡って
予後を追跡調査したところ、45%にインプラント周囲炎がみられたという論文です。
インプラント周囲炎の定義が出血か排膿があってかつ、0.5mm以上のbone lossが
ある事というものなので,通常の基準よりもかなり厳しいですが、
n数が大きく、バイアスの少ない、無作為のメーカーのバイアスも入っていない
貴重な論文でした。
2本目は
登録:
投稿 (Atom)