2017/10/21

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo.

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して来ました。


今回は論文抄読。

1本目は 

Prevalence and Predictive Factors for
Peri-Implant Disease and Implant
Failure: A Cross-Sectional Analysis
Diane M. Daubert,* Bradley F. Weinstein,* Sandra Bordin,* Brian G. Leroux,and Thomas F. Flemmig*

 インプラント周囲炎やインプラントの失敗と何が関連しているかを調べた論文。

96人225本のインプラントを10.9年追跡調査して予後を調査したところ、

生存率は91.6%でインプラント粘膜炎は33%、インプラント周囲炎は16%に起こった。

インプラント周囲炎は年齢、糖尿病、歯周病の状態と密接な関係があった。

臨床実感通りの結果でした。





2本目は


Association between diabetes mellitus/hyperglycaemia and peri-implant diseases: Systematic review and meta-analysis
Alberto Monje1,2 | Andres Catena3 | Wenche S. Borgnakke

インプラント周囲炎と糖尿病、高血糖を調査した論文で、糖尿病があるとない方よりも

50%インプラント周囲炎になりやすいという結果でした。

糖尿病の患者さんにインプラント治療をしても長持ちしないので、お勧めできません。


2017/10/18

今日のお花

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回のお花はバラです。

当院では、少しでも治療の緊張がほぐれるように

診療室にできるだけ生花を置くようにしています。

癒されますように。






2017/10/07

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo.

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


論文抄読1本目は 

Bruxism Is Unlikely to Cause Damage to the Periodontium: Findings From a Systematic Literature Assessment
Daniele Manfredini,* Jari Ahlberg,Rossano Mura,* and Frank Lobbezoo

 寝ている間の歯ぎしりと歯周病との関係を調べた論文。

結論は明確な関係はなかったということです。

歯周病の主な原因はプラーク(細菌)なので、

歯ぎしりだけで歯周病が起きることはありません。


2本目は 


Association of sleep bruxism and dental plaque factors on signs of periodontal disease in children in the mixed dentition
CLAUDIA CECILIA RESTREPO, MARCELA TIRADO & KELLY JULIETTE JIMENEZ 

6歳から9歳の子供50人を調査して、歯ぎしりと歯周疾患の関係を調べた論文。

いくつか関係性はあったものの、論文自体の統計処理に疑問があり、

信憑性が低い論文でした。

2017/10/02

今月の絵画

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今月の絵画はエトワール作、舞台の踊り子です。

小さい絵ですが、とても綺麗です。

待合室に飾ってありますので、

よかったらご覧になってください。