さいたま市武蔵浦和で歯科医院を開業している、なると歯科院長小林成人のブログです。 総合的な歯科治療(インプラント、審美診療、ダイレクトボンディング、セラミック治療、ブリーチング、ガムピーリング、矯正、歯周外科、小児矯正)を得意としています。 院長が一人で全ての診療を行うため、インプラントはA歯科医院で、矯正はB歯科医院で、根管治療はC歯科医院で、移植はD歯科医院でという事はありません。 全て当院で総合的な治療を行う事ができます。 広く深くをモットーに日々自己研鑽に勤しんでおります。
2022/01/29
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
2022/01/24
スポーツデンティスト養成講座
2022/01/22
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
Immediate single-tooth implant placement with simultaneous bone augmentation versus delayed implant placement after alveolar ridge preservation in bony defect sites in the esthetic region: A 5-year randomized controlled trial
Kirsten W. Slagter
前歯を抜歯して同日にGBR+インプラント埋入を行う抜歯即時埋入手術と、抜歯したあとソケットプリザベーションして骨ができてから埋入する待機埋入、の2パターンがあります。
唇側に5mm骨が裂開している患者40名を2つのグループに分けて、即時と待機で唇側骨や歯肉に差が出るかを調査しところ有意差は出なかった。
5mm程度の裂開であれば抜歯即時で問題はないという結論でした。
Effect of guided bone regeneration on immediately placed implants: Meta-analyses with at least 12 months follow-up after functional loading
2022/01/15
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
2022/01/08
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
Regenerative periodontal surgery and orthodontic tooth movement in stage IV periodontitis: A retrospective practice-based cohort study
Christina Tietmann
ドイツの論文で、歯周組織再生療法後どれくらい間隔を開けてから矯正治療を開始したほうがいいのかを検討したものです。
1、2壁性ステージⅣの52名の患者さんに歯周組織再生療法を行いその3ヶ月後に矯正治療を行いボーンレベルとポケットを比較したところ4年間までの追跡で特に悪影響はなかった。以前は念のため6ヶ月程度あけて、再生を確認してから矯正が一般的と思われましたが、もっと早くても大丈夫なのかもしれません。
2本目は
Influence of restorative design on the progression of peri-implant bone loss: A retrospective study
Jad Majzoub
ミシガンの論文で、インプラントの上部構造をオーバーカンツアにするとマージナルボーンロスを引き起こしやすくなるのかを調べたものです。
65人83本のインプラント周囲炎の患者さんの補綴物の角度が30度以上と未満で差があるか調査したところ、30度以上(オーバーカンツア)の方が有意にMBLを引き起こしていた。
様々なメーカーにのインプラントが混在していたので交絡因子が多く、何が本当の原因なのかが特定できなかった。せめてメーカーを統一して欲しかったです。