2014/12/30

仕事納め

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

当院の年内の診療は終了致しました。

1/5(月)9:00より診療致します。

年末の大掃除のあとに、スタッフと忘年会をしました。

素晴らしいスタッフに恵まれて、今年も1年、無事終える事が出来ました。

皆様、来年もよろしくお願い致します。


2014/12/24

MAC 2014

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

MAC:Mingawa Academy Club2014に参加してきました。

Camlogインプラントの第一人者、皆川先生の1年を締めくくるセミナーに参加してきました。

今回はうまくいかなかったケースを中心に、同じ失敗を繰り返さない為に

何がいけなかったのかをディスカッションしながら、ご講演いただきました。

年末は講演会が多く、あまりお休みがありませんが、

患者さんに還元できるよう頑張ります。

皆川先生ご 考案のオク
タゴンガイド

2014/12/22

Kavo支台歯形成コース 臼歯部編 2014-3 Posterior tooth preparation practice at Kavo Dental Systems Shinagawa.

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

年末の忙しい中、病院をお休みさせて頂きまして、

Kavo社主催の奥歯の支台歯形成実習コースにインストラクターとして参加して参りました。

歯に被せもの(クラウン、冠)をする際の歯の削り方の若手歯科医師向けの実習コースです。

削りすぎてもいけないし、削り足りなくても問題が出てしまいます。

適切な必要にして十分な正しい形成の仕方を学んで頂きました。

年末に病院を休むのは心苦しいのですが、これも若い世代に技術を伝えていくという

日本歯科界の為ですので、ご理解とご協力をお願い致します。

品川駅を見渡せる研修会場は眺めが抜群です。

私がデモで削った模型の歯。

インデックスを使って形成料をチェックします。

均一な厚みが取れていていいです。

適切な形に削れています。

2014/12/20

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して参りました。


今回は論文抄読。

1本目はドイツの論文

Prosthetic rehabilitation of patients with history of moderate to severe periodontitis:
a long-term evaluation.

Christian Graetz 


歯周炎の患者さんにブリッジや義歯を装着した場合、10年以上経過したら

どのような残存形式だと何本歯が抜けてしまうのかを調査した論文。



2本目は大阪大学の論文

The effect of periodontal status and occlusal support on masticatory performance: the Suita study .

Takayuki Kosaka

 2本目は大阪大学の論文

歯周病や残存歯数パターンによって咀嚼効率がどのように変化するのかを

大規模で調査した論文。



どちらの論文でもいえることは、しっかりと歯磨きを頑張っている方に、

しっかり定期検診で歯のクリーニングをし、しっかりとした噛み合わせを作れれば

歯は長持ちするという事でしょう。

細菌のかたまりであるプラークをいかに歯から剥がせるか、歯磨きはとても大事です。



2014/12/15

講演会

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

本年も残りあと少しです。

最近体調が優れませんが、残りの激務を何とか乗り切りたいと思います。

昨日は白鳥清人特別講演会 

今までの臨床 今日の臨床 明日の臨床

にノーベルバイオケア社まで出席してきました。

日本のインプラント会をトップレベルで牽引されてきた白鳥先生。

昔と変えてきた事、変えてない事を含めて多くの症例から

臨床のポイントを時間の限りご講演いただきました。

大変勉強になりました。

体調が良くなく、懇親会にでられずに申し訳ありませんでした。

今後ともよろしくお願い致します。


2014/12/13

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加して参りました。


今回のプレゼン当番はT先生。

重度歯周炎で咬合崩壊を起こした患者さんに、歯周治療をして長期にわたって

歯を持たせた素晴らしい症例でした。

炎症のコントロール(患者さん自身のしっかりとした歯磨きと、定期的な歯科医院でのプロによるクリーニング)をしっかりと行えば、歯は結構長持ちするという事を再認識できた。



2014/12/08

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo に参加してきました。


プレゼン担当はT田先生。

医療安全と院内感染防止策についての講演と

インプラント周囲炎の対策と治療法についてでした。

どれも最新のためになる情報で勉強になりました。

ありがとうございました。


2014/11/29

工事中ですが、診療しております。

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

当院は、ただ今、足場を組んで屋根を修理中です。

冬の大雪で屋根に積もった雪が駐車場に落ちてきて、大変危険な状態でした。

今年は、落雪事故が起きないように、雪国仕様の落雪しない屋根に交換する事に致しました。

足場は組んでいますが、診療はしております。

但し、駐車場は3台中、2台しか使えませんので、

出来るだけ車での来院は、控えて頂けますと幸いです。

ご理解とご協力をお願い致します。




2014/11/22

顎関節症講演会

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

診療を少し早めに終了させて頂き、赤坂麻布歯科医師会学術講演会

顎関節症は怖くない 病態治療と病因治療 〜TCHを中心に〜

に参加してきました。

講師は東京医科歯科大学顎関節治療部の西山先生

顎関節症の一つの原因であるTCH(上下歯牙接触癖)、

知らないうちに上下の歯を軽く接触させてしまう癖の事なのですが、

以前、試してガッテンでも紹介されて大きな話題となりました。

正常者の場合、上下の歯牙を接触している総時間は20分程度といわれています。

食事の時間の一部、飲み込む時以外はほとんど歯は触れていないはずなのですが、

一部についつい軽い力で、触れさせてしまう方がいます。

この弱い力が長時間働くと顎関節症を引き起こすことがあるのです。

プロスポーツ選手も試合中、くいしばらないように工夫していますよね。

西山先生、どうもありがとうございました。


2014/11/19

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回のお花は春先取りのチューリップ。

少しでも、生花で癒されますように。




2014/11/15

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回のプレゼンは目黒区でご開業されている、K先生。

補綴指導医の資格をお持ちで、大学の医局の先輩でもあります。

アンテリアルガイダンスの付与の仕方、総義歯、アタッチメントを用いた部分床義歯

の3部門で発表されました。

どれも、補綴指導医らしく、こだわりにこだわった素晴らしい症例ばかりで

ため息がでてしまいました。

大変勉強になりまして、ありがとうございました。




2014/11/12

かわせみ

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

近所の白幡沼を散歩していたら、運良くカワセミに遭遇できました。

たまに長い望遠レンズを持った写真家の方がいるので、

いるのかなとは思っていましたが、本当にいたとは驚きです。

これからもカワセミがきてくれるよう、ゴミのないきれいな環境を

保っていきたいものです。

くちばしの下が赤いのでメスっぽいです。

この下にいる小魚を狙っているようです。

この子は赤くないのでオスかな。





2014/11/09

本日のお花 Today's flower

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

朝晩肌寒くなってきました。

今回のお花はダイヤモンドリリー。

花言葉は ”また会う日を楽しみに”

当院では、診療中の緊張が少しでもほぐれるよう

生花を置くようにしています。

多少でも癒されますように。



2014/11/08

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。


今回は論文抄読。

1本目は
Biologic Width Around Different Implant-Abutment
Interface Configurations. A Radiographic Evaluation
of the Effect of Horizontal Offset and Concave
Abutment Profile in the Canine Mandible 

様々な形状にしたインプラントを動物に埋入して、

骨吸収状態をレントゲンで観察、比較した論文。

組織切片ではなくレントゲンによる比較だったので、データが少し曖昧で

ほとんど差は出ませんでしたが、目の付け所は面白い論文でした。






2本目は
Titanium Tattooing Associated with Zirconia Implant Abutments: A Clinical Report of Two Cases


Tatooに関する論文。天然歯にメタルコアを使うと削りカスが歯肉に入り込み

歯肉が黒ずむことがあります。

チタンのインプラントとジルコニアのアバットを使う事によって

それが起きたとされる症例報告の論文。

ケースレポートなのでインプラントによって起きたという証拠は何もなく、

はじめからあったのかもしれなく、根拠に乏しい内容でした。

ただ、今後こういう事が起こりうるかもしれないという視点では

参考になりました。

臨床では一度も遭遇した事はないので、注意深く観察していきたいと思います。







2014/11/05

Kavo支台歯形成コース 前歯部編 2014-2 Tooth preparation practice at Kavo Dental Systems Shinagawa

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

Kavo支台歯形成コース 前歯部編にインストラクターとして参加してきました。


恒例となりました、形成コース。

歯を被せる際の歯の削り方の模型実習コース(前歯編)です。

歯を削りすぎてもいけないし、削り足りないと綺麗な色や形が出せないので、

必要にして十分な形成を行う事が大切です。

そのコツを、主に若手の歯科医師に向けて伝授する人気のコースです。

今回も満席でした。

貴重な3連休に高い実習費を出して、遠くから参加している先生方の為にも

気合いを入れて教えさせて頂きました。

1日半のコースですが、終わる頃には皆さんかなり上手に削れるようになっていて

とても良かったです。

明日からの臨床に大いに役立てて下さい。

品川のKavo研修室。とても眺めのいい場所です。

マネキンを使って人工の歯を削って練習します。
イメージが出来てから削る事が大切です。
削り方には全て理由があります。

ショールームにはたくさんの最新機材が。
欲しいものがたくさんあります。

KAVO名物、無料の自販機。

2014/10/25

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに出席してきました。


今回のプレゼンは自由が丘で開業されているT先生。

歯がない部分に、ブリッジがいいのかインプラントがいいのかを

論文の生存率をまとめたデータと照らし合わせて、ご自身のケースを

発表して下さいました。

ブリッジやインプラントは治療すれば一生持つと思われている方も

いるかもしれませんが、そんな事はなく、お手入れがうまくいかない方や

咬む力が強すぎる方、歯ぎしりをする方はダメになってしまうことがあります。

やはり、持って産まれた自分の歯が最も長持ちするはずですので、

抜かなくて済むよう日頃のお手入れに一番力を入れたいところですね。


2014/10/23

新しい位相差顕微鏡 

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

当院の位相差顕微鏡が新しくなりました。

プラーク(歯周病菌、虫歯菌)を拡大してみる装置なのですが

従来の機種は画像が荒く、大体しか見られませんでしたが

新機種は高価なだけあって、細菌の動きがよく見えます。

顕微鏡の画像を見て頂けば、お口の中がいかに不潔で

歯磨きがなぜそんなに大事なのかがよくわかると思います。

ご希望の方はひと声かけてください。



2014/10/18

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに出席してきました。


今回は英語の論文抄読。

1本目は

Fracture resistance of single-tooth implant-supported zirconia-based indirect composite-layered molar restorations 

というシングルスタンドインプラント上部構造4つの破折強度を調べた論文。

1 金属の上にセラミックを焼き付けたメタルボンド
2 ジルコニアフレームにセラミックを焼き付けたZAC
3 ジルコニアに接着プライマーEOPを用いたエステニア
4 ジルコニアに接着プライマーEOPを用いないエステニア

4種類の上部構造を模型上で破折強度を調べたところ、1、2、3は差がなく丈夫だったが4は壊れやすかった。
当院では、この4つよりも更に強度の高いセラミックを使用しているので、今更昔の材料を比較して新たに得られる知見はありませんでした。
クッションである歯根膜がないインプラントには想像以上に強い力がかかってしまうようです。咬めすぎてしまうのがインプラントの弱点かもしれません。



2本目は

The effects of mechanical instruments on contaminated titanium dental implant surfaces: a systematic review 

という、インプラント体に歯石やバイオフィルムがついてしまった時の各種清掃方法を比較した論文を集めて更に比較検討したsystematic reviewでした。
超音波スケーラー、音波スケーラー、プラスチックキュレット、エアフロー、チタンブラシ等で比較していましたが、表面性状によって結果は少し異なりました。
アバットや上部構造は傷つけないように汚染されたフィクスチャーを綺麗にできればどの方法でも良さそうです。






2014/10/12

インターナルブリーチ walking bleach

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

歯のブリーチング症例。

右上1番が変色しています。
神経がないので時間とともに暗い色に変色してしまいました。
表面に保険のレジン充填がしてありますが
それは剥がさずに裏側からブリーチングしました。

まずまず白くなりました。
ラミネートベニヤやセラミッククラウンにすれば
もっと綺麗に出来ますが、そこまでは望まれませんでしたので
これで終了になりました。
治療回数 4回
ブリーチングは保険外診療となっております。

2014/10/10

オールセラミッククラウン Emax crown

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

オールセラミッククラウンの症例です。

中央の前歯2本がつぎはぎの修理で見た目が気になります。
セラミッククラウンで修復する事にしました。

冠を外して、型を取り

完成です。
周囲の歯が透明感のないマットな色なので
新しい歯も透明感をおさえて作りました。
もし舞えば6本全てやり直して良ければ、もう少し自然な歯の色を出せます。
治療回数 3回
自費診療となっております


2014/10/08

インプラント症例 Dental Implant Treatment

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

今回はインプラントの症例を。

右下6、7番に歯がないのでインプラント治療を1本希望されています。

理想的には2本埋入したいところですが、1本でもかなり咬む事は出来ますので
1本で治療することになりました。

インプラント埋入手術
所要時間 20分

手術直後のレントゲン






固まるのを3ヶ月待って型取りをして

模型に起こし

白いセラミックの歯を作製します。

オールセラミック冠なので金属は使用していません。

装着して終了

これでこちら側でもかなり咬む事は出来ます。
お疲れ様でした。

2014/10/06

歯根端手術 Apicoectomy

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。

歯根端手術の症例を見てみましょう。

左上2番 (向かって右側)に痛みがあって来院されました。
見た目は何もないようにみえますが、レントゲンを撮ってみると・・・

黒い影、根尖病巣(細菌が感染した膿の袋)がみえます。
中に雑菌が入り込んで増殖してしまったようです。
こうなると自然治癒する事はありませんので、
根管治療か歯根端手術が必要になります。
相談の結果、冠を外さずに治療する手術を選択されました。

2cmほど切開して根尖部を露出させると
骨に大きな穴が開いています。

感染部位を奇麗に掻爬してから、根尖を一部切除して
細菌が入り込まないように接着剤で封鎖します。

縫合して終了。

手術直後のレントゲン

1年後のレントゲン
だいぶ影が小さくなって、骨が再生されたのが分かります。
不快症状もなくなり順調に治癒してきていると思われます。
完全に影がレントゲン上で消えるのにはもう少しかかるようです。
影が大きいから抜歯といわれてしまった方は、抜く前に一度ご相談ください。
残せる場合もあります。
部位によっては手術が出来ない事もありますが、当院では
出来るだけ歯を残せるように努力しております。
手術時間 約45分