こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに出席してきました
論文抄読で2本の論文を読みました
1本目は
Mucositis, Peri-Implantitis, Implant
Success, and Survival of Implants
in Patients With Treated Generalized Aggressive Periodontitis: 3- to 16-Year Results of a Prospective Long-Term Cohort Study
Katrin Swierkot Journal of Periodontology2012年
通常の歯周炎ではなく、侵襲性歯周炎という進行の早い歯周炎患者さんに
インプラント治療を行った時の長期間(3〜16年)の経過観察を行った
貴重な論文です。
結論は健康な方と比べて、侵襲性歯周炎患者の方がインプラントの失敗する確率が5倍、
インプラント粘膜炎は3倍、インプラント周囲炎は14倍でした。
侵襲性歯周炎患者さんにインプラント治療をする際は慎重に判断しないといけません。
ただし、その間に歯牙の方がより多く抜け落ちていたので、
一概にインプラントがダメという訳ではなさそうでした
いずれにしろ、歯であれ、インプラントであれ細菌感染から守る
メンテナンスが大事である事は間違いないですね
2本目は
How to Select Replacement Grafts for Various Periodontal and Implant Indications
in Patients With Treated Generalized Aggressive Periodontitis: 3- to 16-Year Results of a Prospective Long-Term Cohort Study
Katrin Swierkot Journal of Periodontology2012年
通常の歯周炎ではなく、侵襲性歯周炎という進行の早い歯周炎患者さんに
インプラント治療を行った時の長期間(3〜16年)の経過観察を行った
貴重な論文です。
結論は健康な方と比べて、侵襲性歯周炎患者の方がインプラントの失敗する確率が5倍、
インプラント粘膜炎は3倍、インプラント周囲炎は14倍でした。
侵襲性歯周炎患者さんにインプラント治療をする際は慎重に判断しないといけません。
ただし、その間に歯牙の方がより多く抜け落ちていたので、
一概にインプラントがダメという訳ではなさそうでした
いずれにしろ、歯であれ、インプラントであれ細菌感染から守る
メンテナンスが大事である事は間違いないですね
2本目は
How to Select Replacement Grafts for Various Periodontal and Implant Indications
Yung-Ting Hsu*Clinical Advances in Periodontics, Vol. 3, No. 3, August 2013
様々な骨移植材料を評価した論文でそれぞれのメリット、デメリットを
進行状態や骨壁数別に評価していました
大変参考になりました
I先生、T先生ありがとうございました
0 件のコメント:
コメントを投稿