こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です。
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoに参加してきました。
今回は論文抄読。
1本目は
Periodontal Inflammatory Conditions
Among Smokers and Never-Smokers
With and Without Type 2 Diabetes
Mellitus
Fawad Javed,* Abdulaziz A. Al-Kheraif,† Karem Salazar-Lazo,* Virginia Yanez-Fontenla,* Khalid M. Aldosary,‡ Mohammed Alshehri,‡ Hans Malmstrom,* and Georgios E. Romanos§
タバコと糖尿病は歯周炎と密接な関係がある事は分かっていますが、糖尿病になってしまった方が禁煙した場合としなかった場合でどう差が出るのかを調べた論文。
結果は糖尿病と歯周病になってしまった方はタバコを吸ったままでも禁煙しても歯周病の変化に差は出ないが、糖尿病が治ると禁煙した方が有意に歯周病の悪化がしない事が分かりました。
ただ、喫煙本数や喫煙期間にばらつきが大きく、本当に信用していいデータかは疑問が残りました。
侵襲性歯周炎の患者さんに24時間以内に全ての歯のルートプレーニングを行うone-stage full-mouth
disinfection (FMD)という治療法があります。
その際に従来はクロルヘキシジン含嗽剤を使用していましたが、アジスロマイシン(ジスロマック)という抗生剤に変えたらどうなるかを調査した論文。
結果はアジスロマイシンを使用してもしなくても90日後、180日後に変化はありませんでした。
この論文もデータ処理に問題がありそうで信頼できそうにない論文でした。
Fawad Javed,* Abdulaziz A. Al-Kheraif,† Karem Salazar-Lazo,* Virginia Yanez-Fontenla,* Khalid M. Aldosary,‡ Mohammed Alshehri,‡ Hans Malmstrom,* and Georgios E. Romanos§
タバコと糖尿病は歯周炎と密接な関係がある事は分かっていますが、糖尿病になってしまった方が禁煙した場合としなかった場合でどう差が出るのかを調べた論文。
結果は糖尿病と歯周病になってしまった方はタバコを吸ったままでも禁煙しても歯周病の変化に差は出ないが、糖尿病が治ると禁煙した方が有意に歯周病の悪化がしない事が分かりました。
ただ、喫煙本数や喫煙期間にばらつきが大きく、本当に信用していいデータかは疑問が残りました。
2本目は
Clinical and Microbiological Evaluation of Scaling and Root
Planing per Quadrant and One-Stage Full Mouth Disinfection
Associated With Azithromycin or Chlorhexidine: A Clinical
Randomized Controlled Trial
Douglas Campideli Fonseca,*† José Roberto Cortelli,‡ Sheila Cavalca Cortelli,‡ Luís Otávio Miranda Cota,‡ Lidiane Cristina Machado Costa,‡ Marcos Vinicius Moreira Castro,‡ Andréa Mara Oliveira Azevedo,† Fernando Oliveira Costa†
* Department of Periodontology, University Center of Lavras, Lavras, Minas Gerais, Brazil.
† Department of Dental Clinics, Oral Pathology, and Dental Surgery, Dentistry School, Federal University of Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil.
‡ Department of Dentistry, Periodontics Research Division, University of Taubaté, Taubaté, São Paulo, Brazil.
Douglas Campideli Fonseca,*† José Roberto Cortelli,‡ Sheila Cavalca Cortelli,‡ Luís Otávio Miranda Cota,‡ Lidiane Cristina Machado Costa,‡ Marcos Vinicius Moreira Castro,‡ Andréa Mara Oliveira Azevedo,† Fernando Oliveira Costa†
* Department of Periodontology, University Center of Lavras, Lavras, Minas Gerais, Brazil.
† Department of Dental Clinics, Oral Pathology, and Dental Surgery, Dentistry School, Federal University of Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil.
‡ Department of Dentistry, Periodontics Research Division, University of Taubaté, Taubaté, São Paulo, Brazil.
その際に従来はクロルヘキシジン含嗽剤を使用していましたが、アジスロマイシン(ジスロマック)という抗生剤に変えたらどうなるかを調査した論文。
結果はアジスロマイシンを使用してもしなくても90日後、180日後に変化はありませんでした。
この論文もデータ処理に問題がありそうで信頼できそうにない論文でした。
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