ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyoにリモート参加しました。
ケースプレゼンテーションはT内先生。
1ケース目は矯正後に全ての歯をジルコニア セラミッククラウンで補綴したフルマウスリコンストラクションの素晴らしいケース。
2ケース目はインプラントが抜けてきてしまった患者さんのリカバリーケース。
インプラントは通常は問題なくくっつくのですが、何か問題があると一部、抜けてきてしまうことがあります。一度もくっつかずにすぐに抜けてきてしまう早期失敗の場合や、一度くっついたのに何年かして取れてくる場合もあります。
その原因は
1 プラーク(歯磨き不足)
2 糖尿病や骨粗鬆症などの病気
3 タバコ
4 オーバーロード(はぎしりや噛み締めなどの過剰な力)
5 チタンのエージング(経年劣化)
6 ドリリング時のオーバーヒーティング
7 骨が硬すぎたり、柔らかすぎる場合
などが考えられますが、
今回のケースでは、タバコとプラークとオーバーロードが絡み合った原因と考えられました。
やはり喫煙者にはインプラント治療は向いていない様です。
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