Entire papilla preservation technique in the regenerative treatment of deep intrabony defects: 1-Year results
Serhat Aslan
2本目は
Entire Papilla Preservation Technique: A Novel Surgical Approach for Regenerative Treatment of Deep and Wide Intrabony Defects
Serhat Aslan
どちらも同じトルコの先生の論文です。
EPP法といわれる新しい歯周組織再生療法の切開デザインについてです。
使われている材料は従来のエムドゲインで同じですが、切開部位がかなり小さくなりました。
EPP法:Entire Papilla Preservationテクニックは最小限の切開ですむのでかなり侵襲が少ない方法です。
ただし3壁性の骨欠損が適応症で1、2壁とサーカムフェレンシャルは適応外です。
事前にCTを撮らないと、適応できるかは判断できなさそうです。
歯周組織再生療法のポイントは
1 デブライドメンド(いかに根面の歯石を綺麗にするか)
2 blood supply(いかに血流を確保するか)
3 space making(いかに上皮が入り込まないようにスペースを確保できるか)
といわれています。
EPP法は2、3に関してはかなり有利に働きますが、あまり切開しない分どうしても見にくいので、1に関してはかなり難しく、歯石を取り残しては再生しないので、かなり上級者向けの切開デザインだと思いました。
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