2012/01/21

ISCT西堀勉強会に参加してきました

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です

ISCT西堀勉強会に参加してきました

今回は英語の論文抄読で担当はW先生と私で2本の論文をまとめました

1本目 Knowledge about the association between periodontal diseases and diabetes mellitus:Contrasting dentists and physicians.
Areej K. Al-Khabbaz Journal of Periodontology 2011    

2本目 Relationship between periodontal disease and diabetes mellitus: an Asian perspective.
TARA B. TAIYEB-ALI  Periodontology 2000
     
どちらも、糖尿病と歯周病との関連性についてまとめた新しい論文です


糖尿病と歯周病は深い繫がりがあり、共通項も多いです


1 どちらも慢性疾患(進行も治癒も比較的ゆっくりで、今日治療しないから一気に悪くなるものではないし、今日治療したから一気に治る訳でもない)


2 どちらも生活習慣病 日々の食生活習慣、運動習慣、ストレスなどと深く関わっている


3 糖尿病が悪化すると歯周病も悪化し、歯周病が悪化すると糖尿病も悪化する
 糖尿病になる
 血糖値が上がる
 血管がもろくなる
 血流が悪くなる 
 体の抵抗力が低下する
 歯周病に感染しやすくなる
 歯周病になる
 エンドトキシン、サイトカインが増加する
 TNF-αが増加する
 インスリンの効き目が悪くなる
 ますます糖尿病が悪化するという悪循環になっていきます 


4 糖尿病の6番目の合併症が歯周病 糖尿病になると網膜症、腎臓障害、神経障害、循環器疾患、創傷治癒不全を起こす事はよく知られているが、歯周病も合併症として正式に認定されました


1本目の論文担当はW林先生  クウェートとの内科医と歯科医師が糖尿病と歯周病のかかわりをどの程度知っているかを調べた論文で、内科医は思ったより糖尿病患者が歯茎が悪くなる事を知らなかったり、思ったより歯科医師は糖尿病の事を理解していなかったというものです


2本目は私が担当で、欧米と比べて遺伝的に糖尿病になりやすいといわれているアジア人
なかなか血糖値が改善しない糖尿病患者に歯周治療する事によって糖尿病が改善しないかを検証した論文です なる時とならない時があり、まだこれからの研究が待たれるところです

















0 件のコメント:

コメントを投稿