さいたま市武蔵浦和で歯科医院を開業している、なると歯科院長小林成人のブログです。 総合的な歯科治療(インプラント、審美診療、ダイレクトボンディング、セラミック治療、ブリーチング、ガムピーリング、矯正、歯周外科、小児矯正)を得意としています。 院長が一人で全ての診療を行うため、インプラントはA歯科医院で、矯正はB歯科医院で、根管治療はC歯科医院で、移植はD歯科医院でという事はありません。 全て当院で総合的な治療を行う事ができます。 広く深くをモットーに日々自己研鑽に勤しんでおります。
2020/11/28
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
2020/11/21
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
Entire papilla preservation technique in the regenerative treatment of deep intrabony defects: 1-Year results
Serhat Aslan
2本目は
Entire Papilla Preservation Technique: A Novel Surgical Approach for Regenerative Treatment of Deep and Wide Intrabony Defects
Serhat Aslan
どちらも同じトルコの先生の論文です。
EPP法といわれる新しい歯周組織再生療法の切開デザインについてです。
使われている材料は従来のエムドゲインで同じですが、切開部位がかなり小さくなりました。
EPP法:Entire Papilla Preservationテクニックは最小限の切開ですむのでかなり侵襲が少ない方法です。
ただし3壁性の骨欠損が適応症で1、2壁とサーカムフェレンシャルは適応外です。
事前にCTを撮らないと、適応できるかは判断できなさそうです。
歯周組織再生療法のポイントは
1 デブライドメンド(いかに根面の歯石を綺麗にするか)
2 blood supply(いかに血流を確保するか)
3 space making(いかに上皮が入り込まないようにスペースを確保できるか)
といわれています。
EPP法は2、3に関してはかなり有利に働きますが、あまり切開しない分どうしても見にくいので、1に関してはかなり難しく、歯石を取り残しては再生しないので、かなり上級者向けの切開デザインだと思いました。
2020/11/16
保険講習会
2020/11/14
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
2020/11/07
ISCT西堀勉強会 Inter-disciplinary Study Club Tokyo
IMPRESSION OF SUBGINGIVAL DENTAL PREPARATION CAN BE TAKEN WITH
ULTRASOUND
ADEPGGJT ULIANA MAROTTI
2本目は
Accuracy of single crowns fabricated from ultrasound digital impressions
Luciano Prac ̧a
どちらも最新の歯型を取る方法についてです。
通常歯形をとるときはドロドロした柔らかい歯型剤をお口の中に入れて、行っていましたが、最近では口腔内スキャナーといって小型カメラで歯を撮影することで型を取れるようになりました。
この方法だと歯茎の上に出ている部分は精度高く行えるのですが、歯茎の中の隠れている境目の部分は上手く取れませんでした。
そこで新しく超音波を用いて型を取る方法が開発されつつあります。
超音波が隠れた部分が歯茎なのか、歯なのかを鑑別して型を取れるようになりました。
まだ時間がかかりすぎたり、精度が悪かったりしますが、近い将来主力になる気が致します。
科学の進歩がめざましく、今までできなかったことがより短時間で、より楽に、より精度高くできるようになってきているので、楽しみで仕方ありません。
早く、商品化されることを願います。