こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です
ISCT西堀勉強会に出席してきました
今回の担当は小田原でご開業のN先生
毎回遠くから新幹線で勉強会に参加しているとてもまじめな先生です
テーマは侵襲性歯周炎(Aggressive Periodontitis)という
短期間で一気にアタッチメントロス(骨吸収)が起きてしまう、
体質や遺伝と関わりのあるちょっと厄介な歯周炎の2症例でした
通常の歯周初期治療に加えて細菌検査、抗生剤の全身投与、再生療法と盛りだくさんの
内容でした
花粉症も少しの花粉でクシャミが止まらない人も入れば、
たくさん花粉が飛んでいても大丈夫な人もいます
歯周病も同じで少しの細菌しかいなくても悪化してしまう方もいれば
たくさん細菌がいてもアタッチメントロスが起きない方もいます
体質とかホスト(宿主)の問題が深く関係しています
侵襲性歯周炎は体質的なものなので治りにくいですがそれでも
歯垢や歯石を極力なくせば、進行を遅らせる事はできます
大変難しい症例でしたが、お見事でした
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