2012/03/07

埋伏歯がある部位へ行ったインプラント implant treatment with impacted teeth

こんにちは さいたま市なると歯科院長の小林成人です

今回のインプラント症例は埋伏歯がある部位に行ったケース

左下67欠損 
インプラントをいれたくて来院されました

ところがレントゲン、CTを撮影すると埋伏歯が隠れています

① 矯正して上に引っ張りだす もう少しはえている方向がよければ是非チャレンジしたいのですが
下を向いてしまっているので現実的には無理でしょう

② 抜歯してからインプラント かなり奥の方に隠れているのでこれを抜こうとするとかなり多くの骨を削らないといけません また下歯槽神経に触れているので、術後に麻痺がでる可能性もあります
上手く抜けたとしても骨がなくなってしまうのでインプラントをするのがとても難しくなってしまいます
もしかしたら全身麻酔で手術、入院になるかもしれません
これをご覧になっている歯科医師の方、あなただったらどうしますか?

③抜歯しないでショートインプラントで対応する まあほとんどの先生はこれを選択する事でしょう
60年間も埋伏したまま痛みがでていないので、きっとこれからも痛くなる確率は低いでしょう
そのままでいきました

最低限の切開で2本埋入 1回法
手術時間 30分

3ヶ月後に歯が入りました
咬む力が大変強い方なので金属の歯にしてあります

奥はショートインプラントで対応しました
ピンポイントで予定通りの位置に埋入できました

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